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デジタルガジェットのレビューとか

コスパの鬼Mi bandがカラー液晶になって帰ってきた「Mi band 4」レビュー

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ついにスマートウォッチを手に入れた、tanukij(@setningc)です。

もちろん自称Xiaomi信者である私は「Mi band 4」を購入しましたのでレビュー。

まずはスペック

  Mi band 4 Mi band 3
防水等級 5気圧 5気圧
解像度 120x240(RGB)
0.95"
128x80
0.78"
重量 22.1g 20.0g
センサ 3軸加速度センサ 
3軸ジャイロスコープ 
PPG心拍センサ
3軸加速度センサ 
PPG心拍センサ
Bluetooth 5.0 4.2
バッテリー 135mAh 110mAh
待機時間 20日 20日

先代のMi band 3との比較。

一番の違いは画面の解像度が上がりフルカラーになったこと。

より情報が見やすくなり、なによりお気に入りの画像を壁紙にできるようになった。

フルカラー化に伴ってバッテリー消耗が早くなるのではないかと思ったが、バッテリーの容量が若干増えたことも有ってか先代と変わらない。

開封の儀

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今回は小米之家で購入。

といっても私が行ったのではなく友人に頼みました。

中国本土で購入したのでもちろんCN版。

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 内容物はこの3点のみ。

 本体、専用充電器と説明書。

 説明書も、もちろん中国だがそこまで難しい操作があるわけではないので安心。

本体を見ていく

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スマートウォッチにありがちなごてごてした感じもなく、どんな服装にでも合わせやすいデザイン。

バンドはTPU素材。

肌触りは良いが、いかんせん留め具が留めづらい。

慣れれば簡単なのだろうが…

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裏面にはPPG心拍センサがある。

これは、LEDと光学センサを用いたもので、血流で反射されたLED光を検出することで心拍数を求めるものだ。

光学式ということで精度は高くなさそう、と思いきやAppleWatchでも採用されているものなので一安心。

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重量は公称値通りの22g。

一般的な時計の半分ぐらいの重量だ。

充電端子が背面に

Mi band 3から大きく変更された点がもう一つ。

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それは充電端子が背面に移ったことだ。

いままでは汗等で腐食しないようにバンド内に隠されていたのだろうが、なにか解決策が有ったのだろうか。

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とは言えども付属品の充電器ではバンドから外さなければはまらないようになっている。

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しかし、バンドをはめた状態でもこのように充電端子が露出するようになったことは大きい。

事実サードパーティー製でいくつか、バンドをはめたまま充電できる充電器が販売されている。

こんなのとか。

Mi Fitと連携

 Mi band 4は単体では利用できないのでMi Fitアプリを導入する必要がある。

Mi Fit

Mi Fit

アプリを立ち上げ「プロフィール」→「+デバイスの追加」から「バンド」を選べばペアリングできる。

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基本的にMi bandの設定はここから行う。

現状だとスマートフォンの設定言語が英語以外だとMi bandの言語が中国語になるようだ。

そのままでも使えないことはないのだが、唯一曜日だけが非常にわかりにくい。

(中国では月曜を周一となり、数字が増えていく。しかし日曜日は周日と表す)

とはいえスマートフォンの言語を英語にするわけにも行かないので以下のアプリも導入することをおすすめする。(Android限定だが)

Mi Bandage - for Mi Band and Amazfit

Mi Bandage - for Mi Band and Amazfit

このアプリを導入してMi bandとペアリングすれば、Mi bandの設定言語が英語になる。

バンドディスプレイ設定の罠

 Mi band 4の醍醐味、時計の盤面の変更を行います。

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これまたMi Fitアプリから変更を行う。

公式でも様々なデザインの盤面が用意されている。

しかし、せっかくなら自分のお気に入りの画像にしたい。

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というわけでカスタムを選択。

背景を変更してさあ同期、と思ったらアップデートが必要ですと表示され上手く行かず。

アプリはもちろん最新(V4.0.10)。

Playストア版が古いのかとも思ったが、公式も同様。

インターネットを調べた限りでは、Mi bandのファームウェアアップデートもMi Fitから操作するようだが肝心の項目が見つからない。

Playストアのレビューにも同様の書き込みがあったが解決策は見つからず。

もしやと思いスマートフォンの設定言語を簡体字にして、アプリを起動したところ自動でアップデートが開始

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無事に設定できるようになりました。

Mi Homeのアプリでも有ったことだが、Xiaomi製のアプリは他言語設定だと上手く動作しないことがあるのが悩みどころだ。

通知の見え方

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・が読み込めないようだが、内容を確認するには十分。

ただこの通知はホワイトリスト方式なので、Mi Fitアプリで通知するように設定しなければいけない。

いろいろな機能

腐ってもMi band 4はスマートウォッチですので、ただ時間や通知がわかるだけではない。

身体ステータス

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歩数、移動距離、消費カロリー量、座りすぎアラート。

座りすぎアラートは、Mi Fitで設定をオンにした場合、一時間動かないでいるとアラームが鳴るというもの。

デスクワークの人とかは設定しておくとよいのかも。

ワークアウト

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ランニング、ランニングマシン、サイクリング、ウォーキング、エクササイズ、水泳の6項目。

記録されるのは、場所、時間、距離、ペース、心拍数、ゾーンなど。

Stravaと同期できたら良いのだがイマイチ設定方法がわからず。

天気

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地味に嬉しい天気予報。

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翌日の天気なんかも見れるので結構重宝する。

音楽コントロール

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スマホで流している曲の操作ができる。

すっ、と曲名を確認できるし音量の操作までできるのがポイント高い。

これでアルバムアートまで表示されていれば文句なかった、というのは欲張り過ぎか。

時間系

タイマー、ストップウォッチ、アラームといった機能ももちろんついている。

 

AliPay

NFC版ではないが、決済手段としてAlipayがついている。バーコード決済だからね。

とはいえ日本人にとっては恩恵ゼロ。国内でも使えるお店多くあるけどね。

Paypayとか設定できるようにならないかしら。

どうやって使うのかと思いきや、Mi band自体が独立したウォレットになるようで、Alipayアプリからチャージして使うようだ。使わないけど。

バンド類はMi band 3と共通

新商品が出たばかりの頃はアクセサリの少なさに困るもの。

しかしご安心を。Mi band 4は3のバンドを流用可能なのだ。

すでに多くのデザインが販売されておりよりどりみどりである。

まとめ

ちょっとしたトラブルは有ったものの、安かろう悪かろうではなく、しっかりと使える一品。

やはりXiaomiの作るもののコスパは異常だ。

最近ではAmazonでも4500円程度と、ほぼ海外通販と変わらない値段まで下がってきている。

気になっている方はぜひ購入してみてはいかがだろうか。