スケルトンボディって惹かれるものがあるよねと、tanukij(@setningc)です。
故障したMi Mix 2sの代替機にMi8Proを購入したのでレビューします。
ちなみに買ったのは4月だったりする。
基本スペック
SoC | Qualcomm® Snapdragon™845 AIE 2.8GHz Qualcomm® Adreno™ 630 GPU 710MHz |
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RAM | 8GB LPDDR4x dual-channel | |
ROM | 128GB UFS flash storage | |
ディスプレイ | 6.21" AMOLED ディスプレイ 2248 x 1080 FHD+, 402 PPI |
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カメラ | リア | 12MP広角レンズ 4軸手ブレ補正, f/1.8 12MP望遠レンズ, ポートレートレンズ, f/2.4 |
フロント | 20MP | |
録画性能 | 4K video, 30 fps 1080p, 30 fps 720p, 30 fps Slow motion video, 720p, 240 fps; 1080p, 240 fps High frame-rate videos 1080p,120 fps; 720p, 120 fps |
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セキュリティ | 画面内指紋認証,IR顔認証 | |
バッテリー | 3000mAh | |
通信系 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 ,NFC |
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GPS | Dual-frequency GPS GPS: L1+L5 Galileo: E1+E5a QZSS: L1+L5 GLONASS: L1 Beidou:B1 |
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SIMスロット | nano SIM x 2 デュアルスタンバイ | |
対応周波数 | GSM B2 / B3 / B5 / B8 CDMA 1X/EVDO BC0 WCDMA B1 / B2 / B4 / B5 / B8 TD-SCDMA B34 / B39 TD-LTE B34 / B38 / B39 / B40 / B41 (120MHz) FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B20 |
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MicroSD | 非対応 | |
サイズ | H154.9xW74.8xT7.6mm | |
重量 | 177g | |
カラバリ | ブラック,トワイライトゴールド,スケルトン | |
その他 | USB Type-C, QC4.0 |
フラグシップとして申し分ない性能。
パッケージ
黒地に金の箔押しと高級感のあるパッケージ。
今回はGearBestのフラッシュセールで購入。
ePacket梱包材無しで届いたが、外装に大きな破損はなかった。
箱を開け、説明書類を取り除き本体と対面。
筐体を見ていく
箱から取り出して細部を見ていく。
このスケルトンに惹かれて衝動買いしてしまった。
残念ながら基盤はダミーなのだが(当たり前か)。
ただ下にあるNFCアンテナやバッテリーは紛れもなく本物。
見ているだけで所有欲が満たされていく。
スケルトンには人を惹きつけるなにかがある。
ただディスプレイは残念ながらノッチ有り。
ベゼルを極限まで薄くして、小さい筐体に大きな画面をという流れは理解できるが、そのディスプレイに異物が出ては意味がない。
最初にこのデザインを出した人間はどういう神経をしていたのだろうか。
電源ボタンは赤色。黒に赤の差し色が映える。
コネクタも赤色。
カメラ性能
続いてはカメラを見ていく。
最近は2眼以上が当たり前という風潮か。ここにも赤の差し色。
それぞれ広角レンズと望遠レンズ。理にかなった配置と言える。
公式ではDxOMark100points超えだとアピールしている。
だが公式を見ると99points。下がったのだろうか。
ちなみに上位5機種はこんな感じ。HuaweiとSamsungが強い。
iPhoneシリーズではXsMaxの106点がトップのようだ。
せっかくなので自分で撮った写真を数枚載せておこうか。
風景。富士山を登っている途中。
夜の路地裏。
接写はこれが限界。
ちなみに全部Gcamで撮影してるのであしからず。
邪魔なノッチ
何度もいうがノッチだけは許せない。
通常時はこんな状態。
左側は時計、右側はアンテナピクト、Wi-Fi、バッテリーで埋め尽くされている。
通知が来たときだけ3つほど通知アイコンが出てくる。
まあ通知アイコンはそこまで重要ではない。
アプリにもよるが、ノッチ部が黒帯やアクセントカラーで隠れるものもあれば、そのままフルスクリーンで表示されるものもある。
このフルスクリーンで表示されるもの当たり前だがノッチの部分が隠れてしまう。
一応設定でノッチをなくすこともできるが結局通知アイコンは出ない。
デザインもなんだか野暮ったくなってしまいノッチがあるときよりダサくなってしまう。
やはりノッチはなくすべきだ。
付属品ケース
Mi8Proは専用ケースが付属している。
軟質素材。TPUだろうか。将来黄ばみそうなケース。
透明なので背面デザインを殺さない。
画面内指紋認証
Mi8Proの一番のウリである画面内指紋認証。
慣れるまでは場所が分かりづらい。
光学式認証なので従来の超音波式に比べると認識速度が落ちる。
基本は顔認証で、机上に置いているときは指紋認証という使い分けかな。
顔認証は赤外線式でiPhoneのFaceIDのような3Dスキャンではない。
ちなみにMi8 Explorer Editonは3Dスキャンだったりする。
総評
半年近く使ってからのレビュー。
やはり指紋認証は表面にある方が便利という印象。
最近のベゼルレス合戦でしばらく背面指紋認証が主流になっていたが、こうして表面に戻ってきて嬉しい限りだ。
顔認証は赤外線方式ということも有ってか素早く、暗闇でも解除することができる。
性能も普段遣いには申し分なく満足な製品と言える。
唯一の欠点を上げるとすればバッテリー持ちの悪さ。
画面内に指紋認証を組み込む関係か従来のMi8より少ない3000mAhという容量。
比較的消費電力の少ないと言われている有機ELディスプレイをもってしても、その高すぎる性能が仇となったのか丸1日は持たない印象。
私の場合は裏でGPSロガーを起動しているせいもあるのだろうが。
そこさえ目をつぶればスケルトンボディといい、高いスペックといいとても良い製品であると言える。