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スーパーのレジ打ちバイトって何やるの?経験者が書き綴ってみる

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新しい環境ほど怖いものはない、tanukijです。

特に新しいバイトを始めるときとかめちゃくちゃ情報を調べます(当たり前か)。

そこで思ったのが、自分も今やってるバイトの情報とかを書いておけば役に立てるかなぁと思いたちこの記事を書くことにしました。

応募から採用まで

私が応募したのは地元を中心に展開しているスーパー。

アルバイトの応募は公式ホームページの求人ページから。ちなみに当初は品出しの夕勤希望でした。男だしコミュ症だしね。勤務時間は17:00~21:15で週2以上。

必要事項を書いて送信し、翌日担当者から電話がかかってくるタイプ。

電話で面接の日時を決め、店舗の事務所で面接。

その際に専用の履歴書を渡され記入、軽い面談というか雑談をして終わり。

このときレジはできそうかなとか聞かれ、機械の操作とか難しそうだなぁとかいって逃れようとしたんですけど…

面接から数日で電話で採用の旨を告げられました。レジにね。で、この後もう一回店舗に出向き勤務内容の確認書類にサインしたり店内の軽い案内をされたり…というかんじ。そして初出勤の日程を決定。

初出勤、研修とか

指定された日に初出勤。

まずは事務所に出向き、制服とかをもらっい更衣室に案内されました。

後はSC行ったらレジ担当がいるからじゃあの、と今までいろいろ案内してくれた人とお別れ。

新しい職場環境にビビりながら着替えてSCに。

そこでレジのボスと初対面。優しそうな人だったのは助かった。

最初に教えられたのは雑用系の作業。私の店舗の場合はサッカー台のごみ処理とか割り箸とかの補充。あとトイレ掃除。トイレ掃除と言ってもペーパー補充して便座と手すりをアルコールスプレーするだけだけどね。

一通り雑用が済んでレジが空き始めたら、一台止めてレジの使い方を習い始めました。

まずはスキャンの練習から。お客さんに挨拶をしてかごの中身を全部スキャンするまで。

いままで商品のバーコードの位置なんか気にしたことがなかったからこれがまた難しい。

四苦八苦しながらバーコードリーダーにかざすわけです。

そして値段の読み上げ。ピッ、120円、みたいな。

更にかご詰め。これも難しい。商品が少なければ適当に入れるだけでいいんだけど多いといろいろ考えないといけない。

重いものは下の方に入れないといけないとか、潰れるものは上の方にとか。

無論、お客さんもそんな状態で持ってくるわけだから、ものによっては一回かごの外に避けておいてから詰め込むとか。

あと袋詰のバーコードのない商品の通し方とか。

眼の前のタッチパネルから選んで、商品名の読み上げ。じゃがいもお一つですね~、みたいな。

こんなかんじの練習を2、3日やったかな。

いざお客さんと対峙

というわけでスキャンが一通りできるようになったらば本番です。

最初はスキャン側に私が立って、金銭授受するためにもうひとりの二人体制。

レジには初心者マーク、名札の下には研修中バッジ。さあ準備万端です。

コミュ障なりにもそれらしい挨拶をし、商品をスキャン、かご詰め。

最初のお客さんは比較的商品少なめだったので助かりましたね。

そんなこんなで数人通して結構ちょろいなと思っていた時期が私にもありました。

惣菜とか言うやつ

スーパーの惣菜って美味しいよね。

トングで掴んで袋とかに詰めてレジに持って行きますよね。

それが来るわけですよ。

まさか惣菜にバーコードが書いてあるわけないので目の前のタッチパネルから選部分けなんですけど見分けがつかないやつもいるわけで。

特にコロッケとメンチカツ。お前らは許さん。

コロッケは楕円で、メンチは丸いよとか言ってるけど本当に微妙すぎて、最初のうちはなかなか区別できませんでした。

マイバッグ?マイバスケット?

多分どこの店でもやってるんだろうけどアルバイト開始して初めて知ったのが、マイバスケットとかマイバックへの商品詰め。

正直言ってめんどくさい。精算かごはサッカー台に持っていくまで一時的に入れるだけだから結構適当でもいいんだけどこれらは家まで持っていかれるわけだからね。

肉とか魚はタイミーに入れるだとか、パック飲料を倒して入れる時はお客さんに確認するとかやることが増える。

お金の管理はめんどくさい?

そんなこんなで一ヶ月ぐらいスキャンだけの勤務をした後についに金銭授受のやり方を教わりました。

お金の数え方とか、準現金(商品券とか)の取扱とか。

私の店舗は自動釣銭機だからこの辺は楽だったかも。

それでも一応人間と機械のダブルチェックってことで預り金の確認はするんだけどね。

あと準現金の種類が意外と多かった。特にギフト券なんてクソほど種類があって覚えられない。

と思ったら実際に流れてくるのは数種類で、わからなければリストと参照みたいな方式だったので杞憂だった。

これは少し練習したらすぐ本番だった気がする。

スキャンのときの逆で金銭授受は私がやって、スキャンは別の人。

わからないことがあったらすぐ聞けるし、間違えても対処できるようにね。

お金を落としたら探す

コイントレーから釣銭機にお金を移すわけなんだけどたまに落とす。

受け取りだったら、拾ってそのまま放り込む。見つからなければとりあえず手入力して、接客終わった後に死ぬ気で探す。

釣り銭を返すときだったら、ドロワー開いて予備の釣り銭を出す。拾った釣り銭は予備に戻す(オイ。表向きはキレイな小銭を渡す。

見つからなければ(ry。

もし落とした小銭が見つからなければ違算。自分の懐から弁償…ということはなかった。

1000円以上の違算を出すと本部で怒られるとかなんとか。違算を出したことがないのでここらへんはよくわからない。

閉店作業とか

閉店後にもいろいろ作業する。

レジから売上金を取り出したりいろいろ。

覚えることがいっぱいあるので大変。

職場の雰囲気とか

パートのおばちゃんとか優しい。

店長とかとも結構気軽に話しせる。

ミスっても怒鳴られることもないし程よい人間関係を保ててるはず。

勤務してて思うこととか

というわけで研修はつつがなく終了。

ちなみに研修時給とかは設定されて無くて時給は変わらないまま。

ここからは今まで勤務して思ったこととか書いてみる。

タバコはめんどくさい

スーパーなのに謎にタバコの取扱。

番号で行ってくれればすんなり取れるんだけど銘柄で言われると本当にわからん。

ミリとかなんやねんと。わからないとキレてくる客もいるので面倒。

常連の人との交流とか

私はコミュ障なのであんまりお客さんと雑談とかしないんですけどね。

喋りかけてくるおばちゃんに相槌を打つぐらい。

するとなんとなく交流が深まって最近では差し入れをくれるようなお客さんもできました。こういうのはレジの特権かもね。

廃棄とかはもらえない

半分ぐらいこれを期待していったんだけど、私のスーパーは廃棄は廃棄。

どの部門のアルバイトでもくれませんでした。

ただ品出しの最中に落として凹んだ商品とかは半額で販売みたいなのがありますけどね。

混雑すると大変

ひっきりなしにくるお客さん。通せど通せど減らない列。

ずっと喋りっぱなしなので喉も渇くしね。

こういうときは電子マネーとかクレカのお客さんは神様になる。金銭授受がないぶんすばやく終わるからね。

雨の日とかは暇

雨の日はお客さんが少ないのでめちゃめちゃ暇。

暇すぎて時間が進まない。袋をシャカシャカしたやつをいっぱい作る。

そして翌日買い物できなかった人が大量に押し寄せ混雑につながる…

上から目線のお客様

当初思っていたよりはお客様は少なかったんだけどそれでも一定数はいるわけで。

いろいろ上から目線でもの言いされるとカチンと来ちゃうよね。

キレたりネチネチ文句を言うお客様とか…

わけのわからないキレ方をするお客様もいるし。

一番びびったのはお弁当にお箸をつけるか聞いただけでブチギレたお客様。

最初は自分のレジじゃなかったけどね。次の日ぐらいに自分のレジに来たので同じように聞いてみたらちょっとキレ気味。いろいろ言われたけど事前にネットで予習した内容で反論してみたらおとなしくなりました。危ない。

ミスっても怒り出すお客さんはそんなに居ない

人間誰しもミスは有るわけで。私なんて結構な頻度でミスしちゃいます。

そんな時は真摯に謝っておけばなんとかなります。

商品落としても、お金落としても、準現金の入力ミスってレシート手書きで直しても…

いままで私が接客した中でブチ切れた人は居ないかなぁ。

もちろんお客さんに言い返そうものならブチギレる人も居ますが。(同僚に居る)

お会計関連の面倒事

自動釣銭機だから楽ちん、と思いきやそうでもない。

列ができてるのにゆっくり小銭探す人とか、コイントレーにお金を置かない人とか。取りにくくてしょうがない。

会計が確定してからリュックを下ろして財布探しを始める人もいる。段々と笑みが深くなります。

あとお釣りを少なくしようとした結果計算を間違えて出してくる人の対処も困る。

優しそうな人だったらこれは大丈夫ですよ~みたいな感じで返すし、ドヤ顔のおっさんには何も言わずに釣銭機に放り込む。

やっぱこれ買うのやめたとか言って商品のキャンセルされることもある。

商品の取り消し自体は簡単だけど戻すのがめんどくさい。

ドマイナーな商品とかだと売り場を右往左往しながら陳列場所を探す。

あと会計が終わった後にそのままマイバッグに商品を詰め込み始めるお客さん。後ろが居なければ見逃すけど、入れば移動するように促さなければならない。そして、最後の挨拶のタイミングが微妙な雰囲気になるのもまた面倒(ありがとうございました~のやつ)

消えたお客さん

前の人の接客を終えて次のお客さん、と振り返ると商品の詰まったかごだけ置かれてることが有る。

とりあえずスキャンしてると、小走りに追加の商品を持ってくるお客さん。

せめて一言言ってから行ってほしいなぁと思ってみたり。

あと追加の商品が2Lのペットボトルとかだったりすると、かごの商品の詰め直しになる事があるのも面倒…

お客さんからの質問

レジというとスーパーの顔なわけで。お客さんからの質問も飛んでくる。

クーポンとかレジ周りの質問だったらいいけど、商品の場所とか聞かれるとちょっと困る。

必死に品出しの人を探して商品の場所を聞いて案内する。最近では商品の場所も覚え始めてしまう始末。

バーコードの読み取れない商品

たまにバーコードの読み取れない商品が出てくる。

タッチパネルにショトカがある商品なら楽だけどそうでなければ数字を手打ち。

うちのPOSは一文字だけ消すなんて機能がないので一個ミスると打ち直し。つらたん。

バーコードシールをつけ忘れてる商品なんかが来ると売り場まで同じものを取りに行って読み取れせる。そして品出しを恨む。

値引きシールが歪んではられてて読み取れないと品出しを恨む。

閉店ギリギリに来るお客さん

閉店時間は、それまでに入ればいい時間ではなくて出る時間なんだよなぁ。

まあ勤務時間が伸びて残業代が増えるのは嬉しいけどね←

癒やされることも有る

お客さんの子供とかがお菓子持って来ることが有るんだけど、シール貼って渡してあげると笑顔でありがとうとか言われると癒やされるよね。

タイムアタックを始める

暇になってくるとどれだけ早くスキャンできるか頑張ったりする。そして商品を取り落として謝ることになる。

他店のレジ店員を意識し始める

自分が買い物するときについついレジ店員を見ちゃう。

そして自分のほうが早いなぁとか思ったりして優越感に浸る。

あとレジの難しさを知ったので店員がまごまごしてても鷹揚な気持ちで待てるようになる。

お客さんの挙動に一喜一憂

空いてるときに自分のレジに来ると他のレジに…とか思っちゃう。

顔だけチロッと見られた後に他のレジに行かれるとちょっと落ち込む。

まとめ

普段何気なく通ってるレジだけど店員さんすごいんやなって思いましたよ。

それでも慣れてくると単調作業。ただ淡々に同じことを繰り返すだけ。

まあ脳死でもやれるので楽っちゃ楽ですね。お客さんとのコミュニケーションも面倒くさくない程度。コミュ障でも余裕で務まる職場です。

その点自分を高めたい~なんて人には向かないかもしれません。

とにかく楽なバイト、覚えることが少ないバイトがいいって方にはおすすめです。

給料は私の場合だと週4で6~7万ぐらい。地元の中ではそこそこ時給も高い方。

シフトも結構融通がきく。

というわけでとりあえずこんな感じで。

結構適当に書き連ねただけなのでそのうちリライトするかも。5000文字超えの記事とか初めて書いたかもしれない…